プロメテウスの感想・評価と作品徹底解説(ネタバレ注意)。

プロメテウス

プロメテウスはどんな作品?魅力など。

あれ?エイリアンは?大丈夫です。プロメテウス関連しております。

今作はいわば、エイリアンのエピソード0。地球人が自分たちの起源やルーツを宇宙に見出し、着いた惑星にて、自身のルーツが侵略者であることを知ります。しかし、彼らもまた謎の生命体により、絶滅の危機に瀕していました。地球人、ルーツ、謎の生命体と三つ巴になったとき生き残るのは?

ここでもまだエイリアン出てきてないけど…、おっしゃる通り出てきておりません。
いわば、エイリアンはどうして生まれたのか?というエイリアンヒストリーですので、事実として最後におぎゃあと産まれる瞬間までエイリアンは出てきません。

その過程として、三つ巴の戦いがあるわけです。

ただ、シリーズを通して言えることは、なんとしても生き抜こうとする根性ある女性主人公。
人間とはややずれた感性を持つロボットの登場です。今作はいったいどんな登場人物が健闘してくれるんでしょうか?

プロメテウス1
Yahoo!映画 より出典

プロメテウスの見どころ!ここで盛り上がる!ここが面白い!

ロボットのデヴィットから目が離せません。エイリアンシリーズというより、ロボットシリーズとしたほうが、個性豊かな面々なのでは?と思うほど、今回のデビットもまた個性的です。そして朗報です。ビジュアルは今までで一番良いですよ!イケメンです。エイリアンに足りなかった要素ですよこれは!

プロメテウス2
Yahoo!映画 より出典

ただ人間として見ていて怖いのは、デヴィットは好奇心で行動するところがあります。データを増やしたいのか、人間に近づきたいのか…。なので、平気で得体の知れない宇宙の物を船員の飲み物に混入したりします。もちろんそれで、人間がおかしくなって死のうとも、特に罪悪感も見受けられません。

ですが、これらを人を愛するという感情に置き換えると腑に落ちるのです。ショウ博士の恋人ホロウェイに異物混入したことも、ショウ博士の隣に自分が立ちたいと思ったからだとしたら、通常人間がストッパーをかけている感情のままに動くロボットだと言えます。

プロメテウスはどんな人が観るのにおすすめ?

推理、推察がお好きな方におすすめします。
今作は、はっきりと答えが示されるものは少ないので、ああではないか?こうではないか?と考えるのがお好きな方にはおすすめです。

プロメテウスのあらすじ

宇宙船プロメテウスは、目的地への旅2年4ヶ月を終え到着しようとしていた。船員たちが冷凍睡眠につく中、それら全てを管理していたのがロボットのデヴィットである。

真っ先にこの船の監督官メレディス・ヴィッカーズが目を覚まし、デヴィットに船員を皆起こすように告げる。長い機能停止で吐き気が収まらないショウ。皆が食事を取るとメレディスによるミーティングが始まる。

この船の船員たちは互いを知らない。そして一部以外は目的も知らない。
そんな中、雇用主であるウェイランド社の社長、ピーター・ウェイランド氏によるホログラムが投影される。彼は「人類の起源」「生きる目的」「死後」これらに疑問を抱いてきたと語る。そしてそれらの謎の解明にホロウェイ博士とショウ博士をチームリーダーとすると言って場を譲った。

ホロウェイ博士は、地球上の遺跡にて時代も異なるのに大きなものを崇め、惑星が描かれていること。知り得るはずのなかった惑星を調べれば太陽が存在し、生命体もいると言う。
ショウ博士はその生命体が人類を創造したエンジニアだと答えた。その調査のためのチームなのだと。

船員は失笑し、メレディスは社長の迷信に付き合っただけで興味はない。だが、進めば目的地には着く。

そこは宇宙服がないと2分で死んでしまい、エベレストすら丘と言えてしまうほど険しい山々が連なる過酷な地。しかしいざその土地に降りると、集められた研究者たちは好奇心が勝り、日没まで6時間にも関わらず調査班を作り出動する。

プロメテウス3
Yahoo!映画 より出典

明らかに自然物ではない造形。彼らは空洞と称された中に足を踏み入れる。ファイフィールドが洞窟探索のメカにて見取り図を作成する。薄暗い洞窟をわずかな明かりで進む。水を太陽光で温めている部屋にて、空気が戸外では有毒なのにここでは正常であることに気づく。誰もが止める中ホロウェイ博士はヘルメットを取り肺の奥深くまで空気を吸い込み上機嫌に叫んだ。

マイナス24度の中、凍らない水。デヴィットは興味が抑えきれず、壁面の凹凸を触ると、緑のホログラムで逃げ惑う人々が投影された。その姿を走り追うと、最後に倒れ今やもう干からびた生命体を見つける。驚愕を隠せないなか、ファイフィールドは自身の分野は地質学であり、こんなことには興味がないと怒り、船へと帰還してしまう。

探索を続ける彼らは、死後2000年の生命体の頭部を持ち帰るも、そこにあった円柱状の物体からたらたらと液状のものがこぼれ落ちていること。壁に描かれた壁画が変異していっていることから、慌ててプロメテウスへの帰還を決心する。デヴィットはここでもまた、そっと円柱状のものを持ち帰るのだった。

嵐の中、やっとの事でプロメテウスに帰還した面々。風速55メートルの中、ショウは吹き飛ばされ、それを追ったホロウェイ博士もまた強風の猛威になすすべなく吹き飛ばされた。2人はなんとかデヴィットの機転に救われるも、別行動をしていたファイフィールドとミルバーンが帰還していないことがわかる。2人と連絡は取れるも、嵐のため帰還は叶わず洞窟内で悪天候をしのぐこととなる。

生命体の頭部を持ち帰った、ショウは早速調査にかかる。得体の知れない頭部はヘルメットであり、それを外すと人類よりも大きな、しかし限りなく人の形をした頭部が現れた。息を飲む一同。わずかな電流を加えることで生体反応を見ようと試みるも、結果頭部は破裂してしまう。創造主かと思った生命体が二度目の死を迎えた。「彼らも死を…」デヴィットのつぶやきは素直な吐露でありながら、わずかな皮肉に満ちていた。

デヴィットはメレディスも知らない秘密の任務についている。薄々感づいていたメレディスは怒りを隠せずデヴィットにぶつけた。

ショウは破裂した頭部の組織から、人間と同じDNA構成であることを発見する。そしてデヴィットは秘密裏に持ち帰った円柱状の中から黒い液体を含むガラス瓶を取り出した。

エンジニアに会い、人類創造の理由を問いたかったホロウェイは消沈していた。そこにデヴィットが現れ問う、「答えを知るため、ここにきたのならどこまで覚悟していますか?」と、ホロウェイは「何をも厭わない」と答えた。その答えに満足したかのようにデヴィットはホロウェイに酒を注ぎ渡した。先ほどの黒い液体を含ませて。

洞窟に残されたファイフィールドとミルバーンは、うず高く積まれた生命体の遺骸の中、恐怖に包まれていた。船長からは突如現れ消えた生命体反応を知らされ、なおナーバスになる。2人はひたすら生命体反応を感知した場所から離れ歩き続けるしかなかった。

ショウとホロウェイは、仮説が正しかったこと、しかし人類を創造した理由を問う機会に恵まれなかったこと、様々な感情を胸に共に夜を過ごす。

ミルバーンとファイフィールドは、ショウたちが後にした円柱状のある部屋に居た。違うのはその円柱から黒い液体が流れ出ていること。蛇のような生命体に遭遇し、ミルバーンは腕を締め上げられた挙句服の中への侵入を許し、それを助けようとしたファイフィールドは生命体の吹き出した液体が酸性であったのか吹き付けられたヘルメットを抱え叫んでいた。

体の不調を感じるホロウェイ。嵐が過ぎ去った翌日、洞窟で2人の捜索にあたる船員たち。
デヴィットは別行動を取り、信じられない数の円柱状の物体が積まれた部屋を見つける。プロメテウスにて息を飲むメレディス。デヴィットはそっと映像の通信を絶った。

捜索班は行方不明の2人を見つけるも、すでに事切れており。なお悪いことに、ホロウェイが足元もおぼつかないほど体調を崩していた。感染症の恐れもあり、慌ててプロメテウスへの帰還を図る。

デヴィットは生命体の残したテクノロジーがホログラムで映され、無数に広がる美しい宇宙の中心で、無邪気に笑顔でくるくると回っていた。エネルギーが断たれたのか、ホログラムは消えてしまうが、うっすらと光るカプセルを発見する。それは生きている生命体だった。

プロメテウス4
Yahoo!映画 より出典

ホロウェイを連れてプロメテウスに戻るも、感染を恐れたメレディスにホロウェイは焼き殺されてしまう。

船員全員の検疫の中、ショウは妊娠を告げられる。3ヶ月だと。10時間前の性交渉ですさまじい成長を遂げた、通常ではない何か。ショウは堕胎を希望するも、その処置をできるものがいないため睡眠措置をとり地球で処置しようとデヴィットに袖にされる。

睡眠措置のため訪れた仲間を、騙しショウは痛む腹を抱えメレディスの部屋にあった最新式の医療ポッドに向かう。しかし、帝王切開を望むもポッドは男性用と指定されており認証されない。なんとしても異物を取り出したいショウは腹部開腹および異物摘出を指示しポッドに入った。無数の痛み止めを体に突き立てる。腹が避けんばかりに中から動き出す。意識のあるまま腹を切られ叫ぶも腹から飛び出したのは、激しく動く爬虫類のような謎の生命体。腹部をホチキスで止め簡易処置を施したショウはポッドに生命体を閉じ込め、逃げ出した。
宇宙船の外ではファイフィールドと思われる反応を感知。船員たちが向かうも、変わり果てた姿の彼は皆に襲いかかり、最後には車にひかれ体は焼かれ絶命した。

ショウは血まみれのまま迷い込んだ部屋で、ミーティングでホログラムとして現れたピーター・ウェイランドその人と、その世話人数名、デヴィットを見つける。ウェイランドの真の望みはエンジニアに死から逃れさせてもらうことだった。この星はそんな生易しい星ではないと、説得するショウ。しかし逆にホロウェイなら最後まで真実を追い求めるのではないかと諭される。

彼らは危険と知りつつも、再び洞窟へと向かうのだった。あまりに傲慢な望みのために。

プロメテウスの主な出演者/登場人物

  • エリザベス・ショウ ノオミ・ラパス
  • デヴィット マイケル・ファスペンダー
  • メレディス・ヴィッカーズ シャーリーズ・セロン
  • ピーター・ウェイランド ガイ・スピアーズ
  • チャーリー・ホロウェイ ローガン・マーシャル=グリーン
  • ファイフィールド ショーン・ハリス
  • ミルバーン レイフ・スポール
  • チャンス エミュ・エリオット
  • ラヴェル ベネディクト・ウォン
  • フォード ケイト・ディッキー

プロメテウス オフィシャルサイトより引用

プロメテウスについてその他

キャストについて

主人公ショウ役はノオミ・ラパス。全然印象は違うが、あの「ドラゴンタトゥーの女」の主演女優である。

なおメレディス役は麗しのシャーリーズ・セロン様。エイリアンシリーズにしては珍しくルックスの良い俳優を集めた印象です。

プロメテウス5
Yahoo!映画 より出典

評価・感想・作品についてのまとめ

この作品の評価
引き込まれるか
(2.0)
面白さ
(3.0)
映像の凄さ
(3.0)
ワクワク感
(2.0)
後味の良さ
(2.0)
総合評価
(2.0)

いろんな伏線が張り巡らされているのだけれど、どれも風呂敷を広げたまま回収し切れていないのが残念。

デヴィットがただ悪魔のように動き、デヴィットのやりたい放題である。

私がエイリアンシリーズに期待するアクションシーンもほとんどなく。次回へ続く、で終わられると、なんとも言えない。

今作は次回作への布石なので、そう割り切ってご覧になることをお勧めいたします。

投稿者プロフィール

珠江
珠江
ゾンビとエイリアンで2時間話せるOL。今年こそバイオハザード名シーンごっこをしたいと思うも半年過ぎた今、いまだ相手が見つからず、いよいよ全キャスト自分一人でやるか…と思い始めた次第である。

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